[熊本支援の旅]まだ復興への課題は山積みでした
今日は、ちょっと長いかもしれません。
昨日から熊本へ来ていますが、
想いが溢れすぎて書ききれるか
ちょっとわかりません。
1日目の活動報告として
ここに書いておこうと思います。
<午前11時>
西本真生堂西原店様で
電池式アースノーマット200個を
仕入れました。
事前にフェイスブックでの
呼びかけからご縁をいただき、
今回のために入荷・準備を
してくださっていました。
避難所では季節柄、蚊の発生などが
問題となる時期に入っていることから
火を使わずこの夏の期間を
少しでも衛生的で健康に
過ごせるように蚊取りを選びました。
とても優しい人柄の
西田店長、私たちへも
「活動頑張ってください」と
栄養ドリンクの差し入れまで
してくださいました。
<午後1時>
仲間たちと合流し、
支援物資を運ぶ避難所に連絡。
しかし、
避難所には”指定避難所”と
そうではない避難所があります。
地元の方々に話をうかがううちに、
自治体や市の対策本部に
集積された物資は
”指定避難所”へは分配されるものの
それ以外の避難所へは
満足に届かない現状を知りました。
そこで、
特に被害の大きかった地区の一つ
”益城町”エリアの指定以外の避難所を
回ってみることに。
<被災地の現状>
普段、テレビや新聞では
もうほとんど悲惨ば瓦礫の山は
見なくなっていますが、
現状は全然復興からは程遠い
悲惨な地区がたくさん残っていました。
飛行機から見えたブルーの屋根…
全て、屋根が破損し、
雨漏りやこれ以上の
屋根の崩壊を防ぐために
ブルーシートがかけられている
その数に驚かされました。
これらをきちんと修復するのは
最低でも10年は必要だと
見積もられているような話も
聞きました。
耐震基準を満たす技術を持った
職人の不足など、事情があるようです。
避難所への道のりも、
地盤が隆起してアスファルトの
ガタガタになった道路や、
まだ瓦礫の山状態で
大きく傾いたままの住宅、
写真にはとても収めることが
できませんでした。
唯一撮ったのがこの住宅。
そこかしこに、この状態で
1階部分がぺしゃんこになった
アパートや住居、
道路に雪崩れるようにして
崩れかかっている建物が
連なっている状況でした。
平田上地区の公民館には、
避難場所がなく身を寄せている
お年寄りが住んでいて、
「ここには満足にモノは届かんのよ」
と教えてくれました。
持参した蚊取りを
何度も「ありがとう」といって
受け取ってくれたお母さんの
疲れた顔が今でも忘れられません。
<午後3時>
村役場、町役場、市役所、
いろいろ電話で問い合わせて
行政の動きも、横のパイプが
まだしっかり整備されておらず
物資がたらい回しになっている
そんな状況を感じました。
引き続き地区の指定以外の避難所を
地元の方の情報をもとに尋ね、
馬水南地区の公民館へ。
そこには炊き出しに集まった
数十人の行列がありました。
まとめ役の方の許可を得て、
その炊き出しの片隅で
蚊取りの配布をさせてもらうことに。
↓一緒に配布活動をした仲間です。↓
力持ちの外構屋さん
西川さん
>>ブログはこちら
すぐに渡せるよう
すべて箱から出しておく
気遣いをしてくれた
整骨院経営の橋野先生
>>ウェブサイトはこちら
この公民館も指定避難所ではなく
炊き出しも民間の団体が
数日に1回のペースで行っているそうで、
500人以上の食事を毎回用意するようです。
蚊取りの配布は
一緒に熊本まで来てくれた
仲間みんなで行いました。
フットワークの軽さで
みんなを引っ張ってくれた兄貴
居酒屋経営の黒川さん
>>ブログはこちら
連携プレーでスムーズに
受け渡しできる体制を整えてくれた
ヒプノセラピストのかおりさん
>>ブログはこちら
一人一人丁寧に声をかけて
笑顔で励まし続けた
橋野先生のスタッフさんで
ダイエットアドバイザーの粟戸さん
「お母さん、がんばってね!」
「暑くなるから、体に気をつけてね!」
そんな声がけをしながら
列がなくなるまで配りました。
しんのすけも配ってます。
大きなバンの運転手を
すべて買って出てくれました。
>>おなじみのブログはこちら
避難しているみなさんは、
表情は疲れが出ていましたが、
前向きに明るく、協力しあって
日々を過ごしていることが
実際のふれあいで感じられました。
まだまだ街の復興だけでなく
人の生活の復興も、精神的な復興も
これから、というところなんじゃないかと思います。
しかし、実際の状態は
なかなかニュースでは入ってこない。
微力ながらも現地に来てみて
実際にこの目で見て、
この状況が伝わってないのは
大きな問題だと思ったし、
それと同時に
被災地の方の笑顔が見られて
こちらが勇気をもらいました。
夜はコンサルファミリーの
西さんのお寿司をいただき、
グループコンサルをしながら
とても温かく楽しい時間。
最高の笑顔に1日の疲れが
吹っ飛びました。
そして文句なしのお寿司に
みんな大満足です!
>>西さんのブログはこちら
こんなに一生懸命になって
私たちと被災地を回ってくれる
素晴らしい仲間が一緒で
本当に幸せだと思います。
この仲間たちと、
新たにやってくる仲間と、
今日も支援の活動に回り、
残りの蚊取りも配ってきます。
がまだせ!熊本!
ビンボー店舗経営者の熱血集客指導
ケツタタクイーン
藤城まどか
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勇気のある心臓の強いあなたは読んでみて。
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